並ぶの例文や意味・使い方に関するQ&A

「並ぶ」の類語とその違い

Q:並んで と と共に はどう違いますか?
A: 「と並んで」はある事物が、ある列に同時に存在していることを示し、
「と共に」はある事物が空間的あるいは時間的に同時に発生、存在することを示します。

・私は彼らと並んで国道を歩いた。
この場合は「彼ら」の含まれる列に「私」も入っていることを示します。

・私は彼らと共に国道を歩いた。
対して、この場合は「彼ら」と同じ場所で同時に動作することを示しており、必ずしも列になっていることを示す訳ではありません。
逆に言えばこの例文では「と並んで」は「と共に」に含まれているといえます。

しかし、この包含関係が常に成り立つとはいえません。

・反応Aは反応Bと並んで起こる。
これは反応A,Bの一方が他方の前後に起こることを示し、

・反応Aは反応Bと共に起こる
これは反応A,Bがほぼ同時に起こることを示すでしょう。

また、「と並んで」は能力、数値などがほぼ同等であることも示します。

・彼女はあの評論家と並んで言葉選びが巧みな人だ。

この場合「と並んで」を「と共に」に置き換えることはできません。

前述したような空間的、時間的な、事象、事物の位置関係を示す場合は「と共に」を用いることが多い気がします。
どちらを使おうか迷った場合、「と共に」を使うのがよいでしょう。

「並ぶ」についての他の質問

Q: 並んで立った庭木の下を歩いてた彼女は、いつも気になっていた。もうその言葉を一々繰り返しに繰り返しを重ねて、心の中に何度でも組み合わせたことがあって、自分が歩いてることさえ忘れてしまった。伸び行く影法師は、俯いて歩く習慣があったから、いつも見えることがあった。もう教室に行き着いた。これも、彼女にとって、ただ何千ものありふれた日々の一つだったのだ。 この表現は自然ですか?

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